Guide 診察案内

診察について Examination
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01
予約
診察は、予約の方を優先させていただいております。電話(0466-53-8387)あるいはWEB申込にて予約を承っております。
予約をされていないと長時間お待ちいただく可能性がございます。
また病状により前後する可能性がございますのでご了承ください。
※診療対象:犬・猫 -
02
来院
来院されましたら、受付にて、診察券、保険証(アニコムにご加入の方)をご提示ください。
看護師が対応いたします。初診の方は初診問診票にご記入をお願いします -
03
待合室にてお待ち下さい
診察室に獣医師がお呼びするまで待合室にてお待ち下さい。
待合室では事故や逃走の防止のため、リードにしっかりつなぐかケージ、ネットにいれてお連れ下さい。
入り口より右側、パーテーションの奥に猫ちゃん専用の待合室をもうけております。ご協力お願い致します。 -
04
診察
診察室では、困っている主な症状をお伝え下さい(かゆい、毛が抜ける、吐いている、痛そうなど)。
症状に対して問診をとらせていただきます。視診、触診、聴診など一般検査のあと、必要に応じて動物を処置室に一時的にお預りさせていただき、詳しい検査を行います。病態の把握、診断には血液検査、レントゲン検査、エコー検査、顕微鏡を使った検査(特に皮膚、血液、尿、糞便、腫瘍の細胞診)などが必要になります。ご相談の上、実施します。
院内検査だけでは不十分な場合、外注検査、他の高度診断設備のそろった病院への紹介をさせていただく場合があります。 -
05
病気、治療についての説明
診断結果から病気、治療についてご説明させていただきます。病気の経過、予後、治療内容、効果、予想される治療期間、副作用、費用など、できる限り時間をかけ、ご相談させていただき、ご同意いただいた治療を行っていきます。分かりにくい部分がございましたら、気兼ねなくご相談下さい。
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06
お会計
すべての診療が終わりましたら、飲み薬、外用薬、シャンプー、フード、証明書など、ご確認いただいた上でお会計を行います。
お支払いは現金、各社クレジットカードを取り扱っております。保険にご加入の方は、アニコム損保のみ窓口精算が可能です。その他の保険会社は飼い主様から直接ご請求して頂いております。
入院、手術を行った場合は、退院時にご精算になります。
その他のご案内 Others
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ご面会について
入院中のご面会は診察時間内であれば、いつでも可能です。看護師にお伝えいだき、入院室へご案内します。
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トリミングについて
トリミングは行っておりません。近隣の信頼できるトリマーさんをご紹介します。
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お預かりについて
入院施設は完備しておりますが、ホテルとしてのお預かりは、原則行っておりません(継続治療が必要な方はご相談下さい)。
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往診について
往診をご希望の方は、ご相談下さい。
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その他
異常な攻撃性を示す(コントロールできない)、他の動物を見ると過度に緊張しパニックになる場合は、事前にご相談下さい。
ワクチン接種について Vaccine
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犬のワクチンについて
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ワクチンの種類
犬の伝染病に対するワクチンは、コアワクチン(世界中でみられ、重篤で致死的な症状を起こす伝染病に対するワクチン:犬ジステンパーウイルス(CDV)、犬アデノウイルス(CAV)、犬パルボウイルス(CPV)の3種類)とノンコアワクチン(個々の動物の生活環境やライフスタイルによって使用を判断するワクチン:レプトスピラ、パラインフルエンザウイルス(CPiV)、ボルデテラ・ブロンチセプティカ)に大別されます。
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接種時期
子犬の時期は6-8週で初回のワクチン接種を行いその後16週を過ぎるまで、2〜4週間隔で接種を行います。その後は26-52週(6-12ヶ月)での追加接種(ブースターワクチン)を行い、以降、コアワクチンの接種は3年毎が推奨されています。
ノンコアワクチンは毎年の追加接種が必要となります。これらのワクチンは性質上、免疫力が持続しづらいためです。ワクチン接種は、住む地域や生活環境などによって、接種する種類やタイミングは各個体で変わります。詳しくは獣医師または看護師にお尋ねください。
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8種混合ワクチン
犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス(2型)感染症、犬パラインフルエンザ、犬パルボウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症およびレプトスピラ症(血清型カニコーラ、イクテロへモラジー)が予防対象になります。8種と5種の大きな違いであるレプトスピラ症を含んでおります。レプトスピラ症は、西日本で発生が多い疾患ですが、全国的には年間40~50例の発症が認められており、神奈川県では年間0~1例の発症が認められています(農林水産省発表より)。流行地域に赴く機会が多い患者様には強く推奨しております。製剤は有効性と安全性(ワクチン接種後アレルギーの原因となるタンパク含有量が少ない)を考慮したワクチンを使用します。
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5種混合ワクチン
犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス(2型)感染症、犬パラインフルエンザ、犬パルボウイルス感染症が予防対象になります。主に外出が少ない方が対象となります。製剤は8種混合ワクチン同様、有効性と安全性を考慮したワクチンを使用します。
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抗体検査
抗体検査は、ワクチン接種による免疫獲得状態を確認するためワクチンに対する抗体価を測定する検査です。この検査により、個々の犬の免疫状態を正確に評価し、不要なワクチン接種を避けることができます。また、追加接種の必要性を判断する重要な指標となります。特に、高齢犬、基礎疾患のある犬、過去にワクチン副反応を経験した犬にとって、より安全なワクチン接種を実現する上で重要な役割を果たします。ただし、すべての感染症に対する抗体を測定できるわけではありません。また、高い抗体価が検出されても、完全な免疫を保証するものではないことに注意が必要です。※ 狂犬病は法令により年1回の接種が義務付けられています。
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猫のワクチンについて
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5種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症が予防対象となります。野外で生活する猫には白血病ウイルスを持っていることが多いことから、主に外出する患者様に推奨しております。製剤はワクチン誘発性肉腫(1,000~10,000分の1の確率で発生する悪性腫瘍)の発生が少ない、ノンアジュバンド(アジュバンド不含有)ワクチンを使用します。
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3種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症を予防対象としております。5種混合ワクチン同様、有効性と安全性を考慮したワクチンを使用しております。
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